統計検定1級で出題される離散型確率分布のラスボス的な存在は超幾何分布です。 超幾何分布は名前も難しそうだし、期待値や分散も覚えにくいし、証明も難しいのでラスボス的ですよね。 超幾何分布は難易度が高いのですが『現代数理統計学の基礎』『データ解析のための数理統計入門』『現代数理統計学』などの有名参考書ではサラッと流されている感じがしました。確かにポアソン分布などと比べると重要度は落ちるので仕方ないですね。 そこで超幾何分布の代表的な3つの性質についての導出の計算方法を詳しく紹介したいと思います。 組み合わせの ...