統計検定1級の統計応用の人文科学2015年の過去問(こちら)で、スカラー量を行列微分させる問題が出ました。その問題はその年1番の難問ですが、計算方法を知っていれば部分点を狙えた問題です。 ベクトルで微分するのはヤコビアンの計算があるので納得はいきますが、行列微分はびっくりです。 『パターン認識と機械学習』などで頻繁に登場するベクトル微分や行列微分などの特殊な微分法について、体系立ててわかりやすい順番で解説します。 納得しながら読み進めると自然と覚えてしまうと思いますのでお楽しみください。 行列を行列で微分 ...