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志田龍太郎
東京大学修士→30代セミFIRE元数学教諭(麻布高など指導)/アクチュアリー数学,統計検定1級(2024年に再挑戦)/数検1級→高3・漢検1級→教諭時代に合格/ブログ+SNS運営/AmazonAssociates連携
『現代数理統計学の基礎』の第7章の解説を行います。 とても重たい問題が多い章でしたね! そうですね!第7章は例題よりも章末問題の方が圧倒的に難易度が高くなっています。1問解くのに半日〜1日かかった問題もありました笑 本章は検定を扱います。主に尤度比検定がメインです。今までに学習した推定の内容なども多くの内容を含んでいるため、総合的な章となります。 尤度比検定とワルド検定とスコア検定はこの章で何回か登場しますので、先に求め方を書いておきます。 尤度比検定→尤度比統計量の対数を先にとった方が計算が煩雑にならな ...
統計検定1級対策として『現代数理統計学の基礎』の第6章の問題の解説を行います。前回の第5章の内容はこちらです。 本書は統計検定1級に合格した方達が口をそろえて名著だ!と言っている超有名本です。 今回は統計的推定の話で点推定がメインになりますね。例題から順に見ていきましょう! 発展事項は統計検定1級の内容をオーバーするため問題の解説はしておりません。 第6章の問題の特徴は前章までとは異なり、終盤の問題の記述量が多くなることです。途中式もしっかり説明しますので一緒に頑張りましょう! 現代数理統計学の基礎『第6 ...
『現代数理統計学の基礎』の第5章の問題を解説していきます。本章では近似についての問題がメインとなります。 前回の第4章の内容とも関係しておりますので、未読の方はこちらからよろしくお願いします! この近似については統計検定準1級の公式本『日本統計学会公式認定 統計検定準1級対応 統計学実践ワークブック』にてサラッと載っていますが、統計検定1級のバイブルである『現代数理統計学の基礎』ではその内容がほぼ1章分として構成されています。 確率収束・平均2乗収束・分布収束の3点を意識して取り組むと良いですね。 確率収 ...
統計検定1級の合格者のバイブルである『現代数理統計学の基礎』の多次元確率分布に関する内容になります。 当然ながら多変量の確率変数の問題は前回の第3章の内容よりも難易度が上がります。 変数変換でヤコビアンを用いる問題が増えることによって計算量が増えてしまうことも難点ですね。 その通りです。そのため第3章にはなかった例題が多数用意されています。本記事では例題の解説も行いますのでご安心ください! しかし難しい問題にもポイントが必ずあります。本記事では問題ごとにポイントを提示していくことにより、問題内容を理解でき ...
統計検定1級の統計数理分野のバイブルである『現代数理統計学の基礎(共立講座 数学の魅力 11)』の第3章の例題と演習問題の解説を行います! 第2章『確率分布と期待値』について未学習の方はこちらにて解説をしております。 第3章は多次元の確率変数を除く主要な確率分布を扱います。そのため解説部分に例題はなく命題としてページが割かれています。 つまりこの記事では第3章の演習問題の解説を行うことになるわけですね! 第3章の演習問題は次の4つのポイントを意識しましょう!①離散確率変数の期待値と分散は確率母関数からの方 ...
本記事では統計検定1級のバイブル書『現代数理統計学の基礎(共立講座 数学の魅力 11)』の第2章にある例題と演習問題の解説を行なっていきます。 この第2章から8章までが統計検定1級の統計数理の実質的な範囲になりますよね! 第2章では第1章と比べると例題と演習問題の難易度のギャップが大きいです。演習問題を行う際には次の3点に注意してください。①問6と問7の期待値に関する難問が基本となって後の問題の解法につながる流れである。②積率母関数を微分していく問題などでマクローリン展開を頻繁に行うことがある。③代入計算 ...
統計検定1級の対策書として最も有名な『現代数理統計学の基礎(共立講座 数学の魅力 11)』に記載されている例題と演習問題を解説します。 演習問題の問の解説をされているサイトは結構多いのですが、例題を解説しているサイトはかなり少ないので、需要になるかと思っています! 統計検定1級の統計数理は過去問を包括している本書を徹底的に攻略できればまず落ちないというのが通説です。 この徹底的にというのが大事です。ただ解き方を覚えるのではなく、式の1つ1つにおいてしっかりと理解しながら進めていきたいですね。 2023年の ...
統計検定準1級に合格しましたので勉強法を詳しく紹介します! おめでとうございます!過去問ってやっぱり大事なのですか?ワークブックはどこまで勉強するのですか? 統計検定準1級受験者にとって色々な疑問があると思いますので、1つ1つ丁寧に解説していきます。 統計検定準1級の難易度 統計検定準1級の正しい難易度を把握しておくことは大事です。 ここでは統計検定1級と統計検定2級との難易度と比べてみます。 統計検定準1級と1級との違い 統計検定1級の方が統計検定準1級よりも高難易度であることは当然なのですが、試験範囲 ...
統計検定準1級に合格するためには公式参考書である『日本統計学会公式認定 統計検定準1級対応 統計学実践ワークブック』と過去問演習が必須です。 統計検定2級は過去問が解ければほぼ受かるのに対して準1級は様子が異なるのですね! まずは合格者の方々がおっしゃっている意見をまとめておきます。 統計検定準1級合格者の多くの方は「過去問よりもまずはワークブックをしっかり!」というアドバイスが目立ちますのでまずはワークブックを1周しましょう!統計検定準1級では「過去問はワークブックの定着度の確認という位置付け」です。 ...
統計検定準1級のワークブック『日本統計学会公式認定 統計検定準1級対応 統計学実践ワークブック』を用いた学習の第4部として「種々の応用」を扱います。 種々の応用とは「確率と確率分布」「統計的推測」「多変量解析法」以外の分野になります。 種々の応用はこれまでに学習してきた3つの部の内容が元になりますので、まずはこちらの内容を理解してから進みましょう! 統計検定準1級ワークブック第1部→確率と確率分布統計検定準1級ワークブック第2部→統計的推測統計検定準1級ワークブック第3部→多変量解析法 統計検定準1級ワー ...