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志田龍太郎
東京大学修士→30代セミFIRE元数学教諭(麻布高など指導)/アクチュアリー数学,統計検定1級(2024年に再挑戦)/数検1級→高3・漢検1級→教諭時代に合格/ブログ+SNS運営/AmazonAssociates連携
統計検定1級の統計応用の人文科学2015年の過去問(こちら)で、スカラー量を行列微分させる問題が出ました。その問題はその年1番の難問ですが、計算方法を知っていれば部分点を狙えた問題です。 ベクトルで微分するのはヤコビアンの計算があるので納得はいきますが、行列微分はびっくりです。 『パターン認識と機械学習』などで頻繁に登場するベクトル微分や行列微分などの特殊な微分法について、体系立ててわかりやすい順番で解説します。 納得しながら読み進めると自然と覚えてしまうと思いますのでお楽しみください。 行列を行列で微分 ...
QC検定3級のインプットが完了したら次はQC検定2級の内容に踏み込んでいきます。内容は統計検定2級〜統計検定準1級の前半+暗記物という感じです。 合格者の中で評判の良い『ゼロからわかる! QC検定® 2級 テキスト & 問題集』を用いて主要部分をピックアップして解説していきます。 統計検定である程度の統計の知識がある方を想定した記事になります。(暗記色が強めです) 品質管理の基本 QCD+PSMEを広義の品質といいます。 品質要素とは製品を評価する項目です。品質特性とは品質要素を客観的に評価する指 ...
QC検定3級のおすすめテキスト『ゼロからわかる! QC検定® 3級 テキスト & 問題集 新装版 [最新レベル表対応](TAC出版)』を用いて出題内容を本記事にまとめ上げましたのでご覧ください。 QC検定4級のまとめ記事の内容からスムーズに接続できる内容となっております。 品質の種類 品質とは本来備わっている特性の集まりが要求項目を満たす程度と定義されています。品質要素とは製品を評価する項目です。要求品質(使用品質)とは顧客の要求している品質のことで、特性を直接測れない時は代用特性を用います。ねら ...
書店でQC検定4級の参考書を数冊見比べてもっとも学習しやすいと感じた『最新QC検定4級テキスト&問題集』の内容を短期間で頭に入れられるように記事としてまとめ上げました。 QC検定3級とQC検定2級はゼロからわかるシリーズ(3級・2級)QC検定1級は合格者の方々推奨の王道2冊(QC検定受検テキスト1級 ・過去問)で対策を練ります。 品質管理 品質とはQCDの同時達成のことです。QはqualityでCはcostでDはdelivery(納期)です。 また品質優先の考え方はプロダクトアウト(作る側の視点) ...
統計検定1級の統計応用で人文科学を選択する方にとって項目反応理論について解説します。 項目反応理論の出題範囲は(2024年の試験前情報時では)浅いので『項目反応理論[入門編]』の第2章までの流れを把握していれば過去問と向き合うことができます。 項目反応理論自体は奥が深くて難解ですが統計検定1級の範囲だと序盤だけでも大丈夫なため、まとめた内容をシェアします。 統計検定1級の項目反応理論の学習の流れ まずは『項目反応理論[入門編]』を購入しましょう。統計検定1級の項目反応理論の問題を解き切るために必要な情報が ...
アクチュアリー数学の確率分野の指定教材『確率統計演習 1 確率』は統計検定1級にも通用する有用な参考書です。 今回はアクチュアリー数学の試験範囲である第6章に登場する問題の解説を行います。 以前の章の問題で出てきた設定をそのまま用いる問題も多くなることから、各章のリンクを載せておきますね。 第1章:事象と確率第2章:確率変数と分布第3章:平均値、分散第4章:変数変換と和の分布第5章:積率と積率母関数第6章:大数の法則と中心極限定理 『国沢確率』第6章「大数の法則と中心極限定理」の例題 今回の例題は全部で4 ...
アクチュアリー数学や統計検定1級の統計数理対策でとても有用な『確率統計演習 1 確率』の積率母関数(モーメント母関数)についての解説になります。 この章は今までに学習してきた章の内容が頻繁に登場します。特に演習問題で以前登場した問題の設定がそのまま使われますので、各章の復習をおすすめします! 第1章:事象と確率第2章:確率変数と分布第3章:平均値、分散第4章:変数変換と和の分布第5章:積率と積率母関数第6章:大数の法則と中心極限定理 演習問題について第3章の期待値の章の問題と同程度(約50問)のボリューム ...
アクチュアリー数学の確率分野の対策の指定教材である『確率統計演習 1 確率』の変数変換の章の問題の解説を行います。 各章の解説記事のリンクをまとめておきますね! 第1章:事象と確率第2章:確率変数と分布第3章:平均値、分散第4章:変数変換と和の分布第5章:積率と積率母関数第6章:大数の法則と中心極限定理 問題を解いていて思いましたが、本記事の内容は統計検定1級の対策にも有効です。統計検定を受験する方も是非ご活用ください。 本記事の確率密度関数の取りうる値について、微分を用いていくことにより定義域からイコー ...
アクチュアリー数学の指定問題集である『確率統計演習 1 確率』の期待値と分散に関する章の解説を行います。主に期待値の問題が中心となります。 終盤の問題では前章を参考にする問題が多くなります。下記に国沢確率のブログの記事のリンク一覧を掲載します。 第1章:事象と確率第2章:確率変数と分布第3章:平均値、分散第4章:変数変換と和の分布第5章:積率と積率母関数第6章:大数の法則と中心極限定理 終盤のマルコフ連鎖との融合問題がとても難しいです。過去にアクチュアリー試験で類題が出題されていますが、その問題が歴代最難 ...
アクチュアリー数学の指定問題集である『確率統計演習 1 確率』を解いていく第2弾です。第1弾では事象と確率を勉強しました。 https://www.muscle-castle.com/probability-and-statistics-exercises1-probability-chapter1 アクチュアリー数学は今後本書からの出題が増えると予想します 第1章:事象と確率第2章:確率変数と分布第3章:平均値、分散第4章:変数変換と和の分布第5章:積率と積率母関数第6章:大数の法則と中心極限定理 この ...